手術なので確実に成功するとは限らないブログ:22-3-18
前の夕方の事。
窓の外は薄暗くなり始めています。
夕方の景色と言えば、
綺麗な夕焼けが好きな人の方が多いかも知れませんね。
もちろんおいらも綺麗な夕焼けは好きです。
でも、あめが降る暗い夕方も好きです。
今の景色はというと、
マンションのバルコニーから外を眺めると
どこまでも雲がたれ込めていて、しとしとあめが降っています。
そして徐々に暗くなり始めた街に、灯りがともり始めています。
その景色を眺めながら、
これまでの自分をふと振り返っていました。
家内と出会ってもうじき10年…
家内と出会う前って、自分は何考えていたんだろう。
その頃のおいらはどこに行っても、
その場の人間関係において何か疎外感のようなものを感じていました。
誰とも親密にはなれない、誰もがおいらと距離をとる、
仲間外れにされている感覚がとても強く、
それならこっちも絶対近づいてやるもんか…という具合に
内心周囲に対して敵対心を持ちながらも、
表面上はとてもいい人を演じていました。
多分昔のおいらなら今の景色をみても、
おいらはあの灯りの仲間には加えてはもらえない。
おいらはアウトサイダー。
みんなの輪には絶対入れてもらえない。
これは運命ではなく宿命、だから変えようがない…
きっとこんな風に言った事でしょう。
でも、
今はその灯り一つ一つが
暖かく輝いているように感じるんですよね。
一つ一つの灯りの中には色んな人がいることでしょう。
家族の為に忙しく夕食の準備をする母。
子どもをお風呂に入れているパパ。
パートナーと2人きりのゆったりした時間を過ごす人。
仲間で集まってにぎやかに過ごしている人。
あるいは、一人嘆き悲しんでいる人もいるかもれません。
そして、自分もその中の一つなんだ…。
■川元弓子はここへ
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